A member of society aims at professionals
実際に社会人として世の中にでてみて感じたことが、後に専門職を目指すきっかけとなった、という人は多いようです。 私がかつて通っていた法科大学院でも、そういう人がいました。 法律事務所で働いていて、海外からの難民の人を救ってあげたかったのに、法律の壁に阻まれて、結局強制送還になってしまったのだそうです。 無力な自分が悔しくて…というとても清らかな理由でした。 もちろん、専門職を目指す人で、もう少しふつうの理由というか、個人的な理由で方向転換を図った、という人はいるでしょう。 たとえば、自分には会社勤めは向いていないから、というような。 しかし、どのような理由にしろ、一度でも社会人として世に出たことは、専門職としてやっていく上でも必ず役に立つはずです。 私は、皆一度は普通のサラリーマンやOLを経験してみたらいいんじゃないかな、と思います。 合わなかったら辞めればいいのです。会社を辞めるのは簡単なことですから。 たとえ二ヶ月しか働かなくても、その経験はきっとその後の役に立つと思います。